ren_myon08の日記

悩む人、苦しい人、そんな人を救いたい。

【大丈夫。人間はそんな優しくない】

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僕はもうすぐ21歳になろうとしている。

大学3年生。

 

大人になったと言うべきか、

子供心を失くしたと言うべきか。

 

心身が色々なものに触れるにつれ、

感性も人それぞれの形に育っていく。

 

色々な考え、知見、経験を積んで

各々に色がついていく。

 

その過程の真っ最中を生きる20歳という

若い今を、僕は苦しんで過ごした。

 

過去に囚われたり、

未来が怖くなったり、

他人を羨んで劣等感を抱いたり。

 

つい最近まで僕は、

そんな自分に価値なんてない

と思うようになっていた。

 

輝いた過去もない。

友達が沢山いるわけでもない。

モテたわけでもない。

 

自己肯定感が低い人間だった。

自信も持てない人間だった。

 

だから周りが煌めいて見えた。

自分ほど取り柄のない人間は

そういないと思った。

 

それでも最近気付いたことがある。

それは

会話がそこそこ上手いことだ。

 

自信がない割には、

人と話すのは好きだった。

 

バイトの暇な時間。

大学の退屈な講義の時間。

数少ない友達と過ごす時間。

 

そんな時間も、気付いたら

誰かと会話をしている。

 

人と触れ合う時間は

割と好きな方だ。

 

自分の話はさほどしないが、

相手のことを沢山聞く。

 

好きな曲。

最近ハマっていること。

嬉しかったこと。辛かったこと。

 

聞き上手なのか、

リアクションが上手いのか。

会話がどう上手いかは説明できない。

 

そんな中でも

 

僕の何気ない会話で笑ってくれたり、

深い話をしてくれたり。

 

それだけで楽しかった。

僕との会話を楽しんでくれているのが

純粋に嬉しかった。

 

そんな日々を過ごすうちに

気付いたことがある。

 

本当に自分に価値がないのだとしたら

関わってくれる人はいないだろう

 

深い話なんて、

どうでも良い人には話さない。

 

僕に対して何かを話したり、

僕に何かをしてくれたり。

 

それとは反対に

 

僕に怒りを覚えたり、

僕を酷く嫌悪する人もいるだろう。

 

好きな反対は嫌いと

みんな口を揃えて言うが、

 

好きな反対は

「無関心」。

 

僕に対して何かしらの感情を

向けている時点で、

 

僕には少なからず価値がある。

 

人に対して感情を抱くのは

案外と疲れることで、力がいること。

 

人間というのは

どうでも良い、無関心なものに

感情を共有してくれるほど

優しい生き物ではないのだ。

 

そう考えたら、

楽になるのではなかろうか。

 

自分の価値を見出せない人

劣等感を抱く人は

 

一度、自分に対して

何かしらの感情を持ってくれる人が

周りに居るかを見てみて欲しい。

 

好かれていようと、嫌われていようと。